今から三年前の六月二十五日、セールスのため敦賀に向かって車を走らせておりましたところ、追い越しに失敗した車が私の車に正面衝突事故を起こしたのです。
私の車は逆転して田圃の中に落ち、その上に相手の車が乗り、私の車は完全に破壊されてしまったのです。
警察の判断では、車の下敷で死亡しているだろうとのことでした。
ところが軽いムチ打ちだけで一命を取り止めさせて頂きました。
どうして助かったのか。
丁度この時親鸞会から頂いた御名号を携えておりました私は、阿弥陀仏が
信心決定するまでは死なせてはならないとお護り下されたことが思われて不思議さと感謝の気持ちで一杯です。
誠に仏法を聞かせて頂いたお蔭と喜ばずにおれません。
この事故を勝縁として家族一同仏法を聞くようになり、又この尊い親鸞聖人の御教えを村の方々にも聞いて頂きたく、青年部の方の御法座をさせて頂くことになりました。
阿弥陀仏に依ってこの命を助けて頂きすべてが
無常である事を体にかけて知らされました。
此の上は絶対無二の善知識親鸞聖人の教えに順い、一日も早く絶対の幸福になるまで求めさせて頂きます。