各人各様の布教方法があるものだ岐阜県で活躍している親鸞会の先生は
浄土真宗の法話のあい間をぬって原稿を書き続け、今度、浄土真宗入門の書を発行した。
前々から構想はあって6月1日から書き始め、6月16日まで半月かかって180枚の原稿を書き上げたという。
チョット他の先生と毛色の変わった布教活動である。
本来の布教開発、説法の方はどうかと聞くと、大きな体に以合わぬ小さな声で、
「最近、本格的な布教をするには、やはり寺院でやるのが一番だと思い、岐阜市内や大垣地方の寺院を訪問している。
本の事が一段落したのでこれから本格的に布教開発に回るようになれば招待に応じ切れないようになろう、できれば名古屋市内で徹底的にやりたい。
都市部にどのように布教したらよいかという事が自分に与えられた課題のひとつだと思っている」と語っていた。
「
お盆には実家へ帰り、村の公民館で説法してきたが、両親、親戚の人達の前で説法して、来年のお盆にも是非やってくれとたのまれました。
実家の方は
真言宗や
禅宗ばかりで難しいですが、なんとかして地元にこの浄土真宗の教えを弘めねば…と思ってる」
と限りない布教意欲を語っていた。
幅広い知識から生み出る言動は常に斬新であり、今後の彼の布教活動に注目しよう。