青年部幹部任命式が終わってからでした。
「どうだったかね、今日の
浄土真宗の法話は」
「はい、とっても感動致しました」
「どこが」
「はい、一緒にやろうじゃないかと呼びがけて下さった所です」
「その事はいつも言っているつもりだが、しかし、あれはまだ講演の中に入ってない。
一生に一度の本当の講演がしたい。いつにするかね。
支部長が一万名になったらか、いや十万名になったらするかね」。
余りの偉大な目標にただ黙して先生を見上げて、暫くして
「今の創価学会の幹部はどれ位ですか」
「邪教なんか…問題にならん、しっかりがんばろうね」
「はい」
緊張に声がかすれた。
このお言葉の中に隠れる
智慧の剣「破邪」
慈悲の剣「顕正」が世界のすべての人に対して、その光が放たれているのを感じました。
善知識の御後に従う私たち親鸞学徒は、鉄の団結をもって、まずは今年の目標を達成しなければならない事を自覚させられました。