団体戦三たび同じ支部へ
親鸞会の正月の楽しい行事、顕正かるた大会が本部会館において盛大に行われた。
年毎、選手のレべルか上り、激戦が展開されるこの「顕正かるた」は
親鸞会の先生が編輯された百首からなり短い歌の中に
浄土真宗の真髄か網羅されている。
きびしい真実の教は、読む人、取る人、観る者の胸うつものばかりである。
楽しく遊びながら真実が教えられるこのかるた大会も、回を重ねること四回を迎え、
上句の一節を聞くや否やもう目はかるたの上を走り、
下句の詠い上げる前に素速く取る速わざの選手も現れた。
今年は先生も特別に参加され、一段と試合が盛り上った。
午後の試合再開前には深松先生から親鸞会の長期計画の発表があり、
みなみな発展する親鸞会の将来に胸をふくらませた。
聴聞、教学、顕正、その使命の重さに一段とファイトを燃そうとし、
身も心も引き締る思いのする中、やがて試合は再開された。
明けて4日、月例の
浄土真宗の法話の昼食後には、青年部団体の部の優勝、
次勝チームの模範試合が行われ、その取り手の鮮やかさに驚嘆の声がしきりと起り、
あまりの見事さにただ唖然とするはかり、
かくて常勝支部は青年の部で個人団体とも覇権を握り、来年の再戦を約して幕となった。