親鸞聖人の偉大さを論じ、尊敬する者は多い。
しかしその信仰の内容を知る者は少い。
まして破天荒の破邪顕正に挺身され、六字の御旗の下、
一切の
外道、自性唯心の
仏教を徹底的に排撃された事を知る者は稀である。
以下、身を捨てて、正法宣布に全生命をかけられた破邪顕正の人、親鸞聖人を紹介しよう。
親鸞聖人が他宗を謗ることを最も嫌われたというのが世の常識にすらなっているが、
これは無知も甚ししい。
ブッダが『
涅槃経』に
「破邪顕正しない者は仏弟子に非ず、仏の怨なり」
と教誡なされたが、これを身を以って実践されたのが実に親鸞聖人なのである。
いつの世にも真実(弥陀の本願)は一つしかなく、
真実に背く一切の邪悪を破り正法を顕わすのが仏教徒たるものの使命である。
親鸞会また聖人に続き、破邪顕正をその聖使命としているのは当然の事である。
仏教以外の外道、特に創価学会に代表される新興宗教の正態を暴露するのも、
ただに謗るのではなく
「九十五種世をけがす唯仏一道清くます」
と喝破された聖人の御教に追順し、
正法を顕す親鸞会の当然の義務なのである。
なぜなら、仏教以外の全
宗教は、
大宇宙の
真理である
因果応報の因果の道理に反するからである。
大宇宙の真理に反した教えを信じて、
幸せになれるはずがない。
不幸になるだけである。
だから、幸せになりたければ、仏教を信じよと
ブッダも親鸞聖人も教え勧めていかれたのである。