毎年親鸞会講師試験が本部会館で行われている。
それは真実にめざめ、若き生命を仏法一筋に生きんとする大導師が受験する。
必ずやある他力の大信海を目指す我々にとって
善知識がその絶対他力の体験の上から出される問題の数々は、
即求道の指針となり、明日への聞法の深みに通ずるものである。
仏法をより深く説かれた
親鸞聖人、
より広く教えられた
蓮如上人、
両聖人を師と仰ぐ親鸞会は、
より深く、より広くをモットーに躍進を続けている。
ここにおいて
親鸞会の教学試験は
仏教学、真宗学の両面から成り、
仏教一般から自力、他力の水際、
外道他宗の破邪顕正までが広く網羅されている。
この数ある難問題を見事に突破された講師諸君は、
青年部活動、破邪顕正、
浄土真宗の法話に
一層の活躍を願いたいものである。
親鸞学徒の皆さん、
聞法、教学試験、破邪顕正の三本の矢を束に、
いや束になって、見事金剛の
他力信心を獲るまでは
体当りで前進致しましょう。