ほろほろと鳴く山鳥の声聞けば父かとぞ思い母かとぞ思う、
青葉若葉の木の間がくれに、なき父なき母、
あるいはいずれの時生にか父となり母となった、
縁深き人の声が聞える日々がやって来た。
親鸞会館に過日かなりやが一羽とび込んできた。
青年部女子学徒の可愛がりようは格別。
この頃朝四時過ぎからよい声で鳴くこと鳴くこと。
時恰も、ねこ、名づけてチロ嬢一匹来館、奥ゆかしい美の持主
仏縁の深い鳥獣かな!といいたいところ。
会館の隣にいても心がなければ参られもせず、
又鳥の声を聞いても、御仏の心で聞かねばドラ太鼓と変りはないことになる。
さはあれ、真実の教えは偉大なるものだ。
先日来富山県の城端町の辺ぴな所で
親鸞会の
浄土真宗の御法話があったが、
日一日の参詣者はふくれ上り最後には人が入り切れず、
それも年奇りと若人が半に。
これにひきかえて城端町の
本願寺別院では特別布教使が出ているのに、
倒れそうなじいさんばあさんがちらりほらりの居ねむり参詣。
これでは創価学会に笑われるのも道理
報恩講も程近い。