「獅子奮迅」を一日八万四千の心の移り変りにめげず続けてみよ。
そして明けたら又一日獅子奮迅せよ。次の日が来たら又一日
「獅子は子兎を獲るにも、野象にぶつかるにも、変らぬ全力をとしてとびつくという」
とは先生の言。
一言聞くにも、百事を聞くにも
又聾一人に話すにしても聴衆百人に話すにも、
力と声と熱の最高で当らねば真実を聞く者とはいえぬ、
説く者とはいえぬ。
冷害の声高い農家にも、暖かい日ざしが照りどうやら田植えも順調に進んでいるらしい。
以前、富山県
親鸞会の近く高岡市野村の平和な田園で、
夜も浅い九時過ぎに女子大生暴行殺害事件がおきた。
驚き、恐怖で附近民は風呂へも行けぬと大さわぎ。
時あらば、縁来らば、こんな事をやり兼ねないところのさげももらもならない糞袋、
逆謗を持ち歩きながら、
仏教聴聞にふらふらしているのは誰か。
この事件の犯人はまだ判らないというが、これを追求している者一体何者か、
逆悪犯人が殺人犯人を追いまわしているのが五濁の世相であり私の胸の中でなかろうか。