親鸞学徒の待ちこがれていた親睦旅行がとり行なわれました。
山中の対峰閣に一同富山はじめ各県の親鸞学徒が年に一度見あわせる顔と顔、
はじめてあった方とでも親しく「今日は」と言葉をかわしあう処も見られた。
本当に今始めてお会いした方でもずっと以前からの知りあいの様に思われた。
老若男女をとわず互いに部屋を訪問しあったり、
また若者は卓球やダンスにと興じていた。
今度の旅行で一番痛切に感じさせられたのは
どこでどんな話をしていても
誰もが真実に直面している事でありました。
また朝食後の自己紹介についで
親鸞会の講師からのこの世にある諸仏という
私達に最も近しい大事な
浄土真宗の法話があった事は
親鸞会ならではの事であって、
絶対真実の幸福を求めあっている者でなくてはわからない事であった。
最後に皆さんと
恩徳讃をいただき来年の旅行には
一人でも多く信を獲り、喜こびあう事を誓いて別れました。
この旅行をその時だけの楽しみではなく永遠の楽しみにしたいものです。
楽しい事は楽しいながら
寂しい事は
寂しいながら
無常と後生の一大事にと考えなくてはなりません。