ブッダは『涅槃経』の中に
「破邪顕正しない者は仏弟子に非ず」
と仰言ってゆかれた。
また破邪をしない者は仏の怨であるとまで明言しておられる。
邪悪を破り正義を顕すことがいかに我々にとって大切であることか判ると思う。
あなたは破邪顕正しておられるか。
心と相談したら判ると思う。
仏弟子か!!
仏教信徒であるならばおおいに破邪顕正せよ。
邪を破れば必ずそこに抵抗が起きるのは当然だ!!それに負けてはいけない。
真実に向えば風当りが強くなるのは当然だ、昔から
「高木は風にねたまれる」
ということわざがあるが、風が強く当れば当る程、
あなたは真実に向っているのだ。
ブッダに
目連という弟子がいた。
ある日ブッダが
「目連よあの村へ行って仏教を説いて来なきい」
と仰言った。
その村は
外道邪教を信じている部落であった。
目連はブッダのお言葉に対して、非常な決心をしてその村へ
仏法の話をしに行った。
そして最後に目連は邪教の人から暗殺されたのである。
当に仏弟子の任務を果している。
見習うべきであろう。