人生は常に上り下りの波である。ちょっと金がもうかったり商売が繁昌したり、
また人から誉められるとすぐ
有頂天になり天井のネズミと遊びたがる。
反対に思わぬ損をしたり、人から非難されたりするとすぐに青菜に塩である。
人間相手の日暮らしであるからにすぎない。
常に人の顔色をうかがっている。
それだけ人間は
不安だということである。
たとえ今どんそこであろうとも決して悲観し絶望する必要はない。
朝のこない夜がないし、又春のこない冬はない。
必ず上り坂にむく。
信念と希望に強く生きる事である。
また頂上に立った時は危険信号だと思わねばならぬ、上った者は必ず落ちるからである。
その心の準備が必要だ。
今自分はどの位置にあるのかをよく見つめることが大切だ。