四国に信火が点ぜられてより数十年、今なお四国各地に大きな反響を呼んでいる。
そんな中で真実に打たれた同行達は、滋賀降誕会、
浄土真宗の御法話にと真実を更に深く求め歩いた。
親鸞会の先生の血を吐く御説法にいよいよ信仰を深め、親鸞学徒の他に類をみない熱心な求道ぶり、生き生きとした活動を眼のあたりに見て浄土真宗の正しいあり方を痛感。
この勇姿を是非とも四国に実現したいと、ここに「四国に親鸞会の支部を増やそう」との気運が次第に高まってきた。
一同を代表して滋賀降誕会の時、親鸞会の先生に述べると、非常に喜ばれ、
「それは素晴しい事だ。
早速実現して、四国のすみずみに広く深くこの真実の法水が泌み込むよう頑張りましょう」
と固く約束なされた。
親鸞会の先生の力強いお言葉を聞いた松本さんをはじめ同行達は非常に感激し、その決意は今や揺がぬものとなり、実現は時間の問題となった。
親鸞聖人の教えに遇わせて頂いてより私は老後を聴聞一筋に進もうと思い、本部、滋賀降誕会そして岐阜の御法座にお詣りさせて頂きました。
ところが驚いたことは、親鸞学徒の方々特に若い方々の生き生きとした求道と活躍ぶりでした。
「
浄土真宗はこうでなくちゃいかん。四国にもその地盤を築こう。
善知識は勿論の事、親鸞学徒の方に沢山来て頂いて点じて下さった信火を更に大きくしよう。
その為には四国に親鸞会の支部を増やすことだ」
と心を決めました。
仏恩報ぜん為にとて
如来二種の回向を
十方にひとしく弘むべし