道宗は、48本の割木の上で寝ていました。
なぜわざわざそんなことをするのか聞いたら、
それを思い出すようにと言いました。
恩知らず親の恩でもそう。
大学まで出させるのに2000万くらいかかります。
学校から呼び出されたり、警察から呼び出されたり、
精神的な負担もたくさんあります。
本当の
幸せに向かって、一人一人に応じて導かれています。
すべて阿弥陀仏の一人働きであったらと知らされます。
ご恩を忘れがちの私は変わりません。
そういう自分の自覚もありません。
忘れがちの自分を知らされる。
「臥薪嘗胆(ガシンショウタン)」
という故事成語は、敵の相手を忘れないために
薪(たきぎ)の上で寝て、苦いものを舐めるということからです。
そして敵を忘れないようにするのです。
善知識は、最初土地を買われて4、5坪の家を建てられました。
トイレ半畳で、台所1畳、玄関1畳です。
深松先生は、学校の先生でした。
担任の子供の家が寺で、善知識の親戚のお寺でした。
子供のお父さんに碁や将棋をやりに来ないかと言われて
やりに行かれました。
そして、
信心を頂いたという人は本当にいるんですかね。
という話題を出すと、ああいるいる。
ということで善知識と話をされた。
それか明日の朝まで。
それで、「この方は私の先生だ」
と思われた。
先生は、覚えなければならんという仏教のお言葉を
壁や天井トイレの壁にもはられて覚えられた。
救われてない人も、目的を忘れないためにはるのはいいことです。