真実の使命を担って、大行事続々登場
親鸞会の大行事、
親鸞聖人の大報恩講がいよいよ迫って来た。
滋賀会館と本部会館において盛大に催される。
いつも破邪顕正の先陣をきられる善知識の
浄土真宗の法話にはじまり、熱弁につぐ熱弁、大獅子吼するは弁論大会、これを見ずしては今や報恩講を語れない会員必見の青年部演劇の上演、
ざっくばらんに語らえる座談会と多彩な行事がくりひろげられることになっている。
報恩講の華、青年部演劇には有名な“河和田の平次”の物語を上演、平次がどうして後の唯円房となったのか、その一切の顛末が演じられることになっている。
先月以来、猛練習をつみかさねた若さみなぎる熱演をおみのがしなく。
さていうまでもなく
報恩講の旨はまず我々の
信心決定にあるが、
蓮如上人の次の言葉を胸に、こぞって報恩講に参詣致しましょう。
「抑、この御正忌のうちに参詣をいたし、志を運び、報恩謝徳をなさんと思いて、聖人の御前に参らん人の中に於て信心を獲得せしめたる人もあるべし、また不信心の輩もあるべし。以ての外の大事なり。その故は信心を決定せずは、今度の報土の
往生は不定なり—当流には信心の方をもって先とせられたる、その故をよく知らずは徒事なり」