「僕が親鸞会を知ったのは今から3年前だけど、あの頃は反発ばかり感じて仏法を聞くように勧められても快楽ばかりを追い求めていたなァ」
24歳の親鸞学徒は当時のことを振り返る。
「全国大会に出席したことが、私にとって大きな御縁になったのですね。
この頃、同僚も真剣に仏法を求めていることを知り、自分もこのままの生活で終ってはいけないと言うことに気付きはじめた」
仏教の重大さを知らされてきた布村君の求道ぶりは次第に真剣味を増してきた。
「今の私の目標はまず教学試験に合格することです。
そして教学を破邪顕正に充分生かしたい」
まず基礎から確実にやりとげると言う堅実さがあふれる好青年、現在青年親鸞学徒の活動として
「
人生の意義についての討論会」等を行ない、若者の間に真実の仏法を伝える為に必死である。
縁ある人をたえず会館につれてきて仏縁を深めたり、毎月日曜日の
浄土真宗の御法座には必ず新しい友を誘ってくる。
教学、破邪顕正、聴聞に全力投球だ。
彼の勤務先は高岡信用金庫。
取引先との付き合いによって本当の親鸞聖人の教えを知った。