感謝の誠を捧げます。
今度福井の御法話の無明業障をかかえた病人が私で、それをなおして下さる唯一人の名医が
阿弥陀如来で、お薬が名号、信心決定が全快、お礼が称名であるとの御言葉と同時に、瞬間アッと全身心が、がらっと明るく喜びが一杯になり、びっくりしました。
胸がどきどきして身体が、かっと熱くなり思わず合掌してしまいましたと同時に、先生の仰言る事は本当だ本当だと叫びました。
悩みに悩み抜いて真剣におすがりしていただけに、あの瞬間の変化は天にもおどる気持でした。
余りの事に、どうしていいかも判らず、じっとじっと御法話を最後までお頂きしなければと本当に真剣でした。
あの時のこと本当に言葉では言えません。
知ったとか判ったとか、おぼえたとか、そんな事でない、本当に瞬間、心ががらっと喜びとも何んとも言いあらわせない明るい嬉しさで一杯でした。
胸のどよめきはおさまらず、どうしていいものか判らず一心に念仏申しながら帰えりました。
先生に一刻も早く申し上げねばと家に帰っても立ったり座ったりおろおろするばかりでおりました。
翌日の御法話は姉と一緒になりましたので早速先生の処へ連れて行ってくれと頼みましたが姉が暫く気を静めてから申し上げた方がよいと申しましたので、はやる胸をジッと押さえて聴聞させて頂きました。
先生誠に有難うございました。
生命がけの真実のお叫びにあわせて頂き生命がけの念仏が判り木当に阿弥陀さまの御心を頂くことができ、何ともお礼の言葉もございません、誠に有難うございました。
厚く厚く感謝致します。
今後増々聴聞させて頂き阿弥陀仏の御心を深く深く体させて頂き私のでき得る限りの報謝をさせて頂く覚悟であります。
よろしくお願い致します。
