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浄土真宗親鸞会の内部情報と法話の評判

親鸞会がどんな団体か一人でも多くの人に知って頂くため、親鸞会の内部情報を公開していきます。客観的で公正な判断の材料にしてください。

私が親鸞会に入った理由

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私が親鸞会に入った理由

私が生きる意味について、真剣に疑問をいだくようになったのは今から4年前の高校一年の時でありました。
その頃の私はただ、クラブ活動と勉強の連続で帰宅はいつも夜の8時と言う毎日でありました。
そんなある日のこと、ふと私は自分と言うものの存在が大変不可解なものに思えてきたのです。
この時から私は、何をしていても気が塞ぎ心が満たされず、何の為に生きているのか、どんな目的を持って生きているのかと反問せずにはおれませんでした。
授業を受けていても、教科書も開かずに人生についての本ばかり読みあさったり、クラブ活動をしていても、家へ帰ってもますますこの問題に心は奪われて行ったのであります。
時には余りにもこのことを思いつめ、夜もろくに眠られず、寝ている母を起こしては、人生の悩みを訴えるのでした。
「母さん!!母さん!!何の為に人間は生きているの?僕はこれからどう生きてゆけばいいの?」私は母を真剣に見つめ聞き糺すと母は困った顔付で
「何故そんなにまで真剣に自分を見つめるの」
と全くアキラメの答しか返ってこないのです。
 私は思った。
やっぱり母さんも生きる意味をまだ知っていないのだ。
今までこの世の中をアキラメて生きて来たのか、この時私は母に対して、
言い知れぬ悲しみを感ぜずにはおれませんでした。
 このやり切れない心をどうすることもできず、
また一人淋しく床に入って悩み続けたのであります。
真剣になればなるだけ、この人生の問題が私の前に大きな壁となって立ちはだかり、
窮地に追い込められた野良犬の様に、あがけばあがくだけ、
苦しみの坩堝に落ちてゆく自分でありました。
 結局最後には。
判らぬままにこんな葛藤をいくらくり返していてもダメになる。
若しかすると人生には目的などないのではなかろうか、そうだ人生に目的なんかないのだ、
と自分自身に無理矢理言いきかせ、全く諦めの生活に変って行ったのであります。
 それからと言うものは、私は何をしていても真剣に打ち込めず、自分を誤魔化し、いい加減に物事にあたってきました。
就職後もやっぱり無気力な生活が続きました。
 所がそんなある日、一人の友人が私に向かって、
人生に対する問題を投げかけてきたのであります。
「君は一体何を目的にこの人生を生きているのだ……」
この言葉を耳にした時、母にまで苦しませてきた私の過去の姿がまざまざと蘇えってきたではありませんか。
 私は何とも言えない懐しさと同時に、今までアキラメの生活を送ってきたけれども、
今再びここに人生の目的に対してあつい情熱が、彷彿と湧きあがって来ました。
それから彼と五時間余りの話し合いの中で、彼が親鸞学徒であると言うこと、そして仏法は本当の幸福を教え、これこそ人生窮極の目的なのだ、と自信に満ちた態度に、私は心を打たれました。
 それから3ケ月たった昨年の12月、私は彼につれられてついに親鸞会館にやってきたのであります。
ここに始めて親鸞会の先生の説法を聞かされた私は、あの真剣な血の滲むような説法と、その御姿は絶対の慈愛にあふれ、あれ程までに私達を暖かく、慈しまれる御心に、私の心は激しい感動におそわれずにはいられませんでした。
 そうだ!!この人こそ私が今まで苦しみ悩みながら求め続けて来た人生窮極の目的をハッキリ教えて下さる人だ、と心に固く決めたのであります。
 噫!!この私が今まで悩み苦しみ続けてきたのも、この日の為であったのか!!
私は嬉しかった!!
こんなに嬉しく、満足した日は未だかってあっただろうか。
 あまりの嬉しさに私は涙の出るのをおさえる事ができませんでした。
この喜びこそ誰よりもまず先に、苦しみ悩みを共にしてきた母さんに知ってもらおうと思い、この真実の仏法を真剣に話したのであります。
母さんは真剣に聞いてくれました。
良かった、良かったね、よく素晴らしい仏法の道に入っていく気になったわね。
と目に一杯涙をためながら、私が親鸞学徒になったことを心から喜んでくれたのであります。
 親鸞会でこの真実の御元で活動出来ることは、何と幸福者なのでしょうか!!
今思えばこれ偏に阿弥陀仏の強い御念力に押し出されてと痛感せずにおれません。
 当に真実の道に引き入れんが為の阿弥陀仏の善巧方便だったのです。
 これからは信心決定に向かって、浄土真宗の法話聴聞に真実一路驀進する覚悟であります。

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