ある人が
「前の車、先生と同じ後のナンバー二八ですね」
というと、先生は、
「Kさんは目がいいのだね」
といわれます。
一同が、
「本当に元気ですね」と言っていると、
先生は
「本当は近くのものが見えなくて苦しんでいるのだがね」
といわれて、一同シーンと静まりかえりました。
近くにありすぎてわからない。
遠くにあるもの人の事は手に取るように見えるのだが近くにあるもの、自分は顔ですら見ることができない。
近頃自分の心はみにくいものだと感じはじめている私に、先生のこのお言葉は厳しいものでありました。
聴聞、破邪顕正にと全力をあげて自分をもっともっと正しく見つめる様頑張ります。