チヨカさんの語るところによると
「あの子は三年前、木登りをして木から落ち、
約百日間も意識不明になったことがあり、
その時何とか助けたいと創価学会に入ったのですが、
こんなことになってしまって!」
ということである。
だが、この事件を動機に地元民の創価学会批判はつのるばかりである。
ある区民はこう語っている。
「西門司校下始って以来の千五百人動員の大捜査をして敏昭君を探したのですが
創価学会員は、その間誰一人としてその捜索に協力している者を見受けなかった。
そればかりか、学会員である母親の個人的人格に関して、
ありもしないことをいいふらしている始末です。
我々門司市民としては学会の無
慈悲なやり方を見て憤激にたえない。
宗教とはこんなものであってよいものでしょうか」
子供の病気につけこんで無理に母親を折伏にひきまわし、
そのあげく子供がマンダラを破ったという理由で、
「子供の死ぬのは仏罰」
といって笑っている。
あまつさえ子供の遺書を返してくれという母親の言葉もきかず
「失くしてしまった」
といって今にいたっても返してくれない。
その上、
葬式には会員は一人も参加しないで知らん顔を決めこんでいます。
母親は今度の
「ご供養」
と称する強制献金に子供の修学旅行の積立金をおろし、
テープレコーダー、
その他の学習用具を売ったりして無理に献金をさせられ、
それを知った子供が腹を立てたところ、
子供に対して母親の友人の学会員が叱りつけたので、
力ッとなってマンダラを破って飛び出したのが、この事件の真相である。
血も涙もない学会員
ところが悲劇はこれだけでは終らなかった。
それからしばらくたった年末に敏昭君の
自殺のショックから
母親チヨカさんも後を追うように死んでしまった。
創価学会のいうところの幸福とは一体何であろうか。
地元の一主婦は、こう訴えている。
「子も母親も亡くなりました。地獄絵さながらの悲惨な有様です」
ところが、なお恐ろしいのは高橋さんを無理やり入信させた学会の人達が、
お見舞、おとむらいをしなかったばかりか
「あの人らは信心が強盛でなかったので仏罰が当ったのだ」
とウソぶいていることなのです。
鬼でさえ涙はあるといわれます。
けれども学会は鬼でさえも驚く程の冷血漢の集りです。
あとに残された小学校四年生の子供さんは寂しく叔父さんのもとに引きとられてゆきました。
しぼるものだけしぼりとったら、あとに用がないという悪魔のような学会は、
この社会から追い出さねばなりません。
これは北九州市門司区で起った
日蓮宗の異端、創価学会の悲しい物語であるが
全国からみればこれは氷山の一角にすぎない。
引きつづき邪教の真相を遂次明らかに致しましょう。