今度の報恩講に
親鸞会の青年部演劇と弁論に出場した。
青年部長の指導のもとに毎夜モウレツなる練習をやった。
練習を始め痛感した事は科白一つやるにも、
また弁論の発声にもなみなみならぬ苦労のいるという事だ。
その実が結んで弁論に優勝する事ができた。
感激の嵐の中で深く味った事は、この様な些細な事でも、
いかに苦労を積み重ねなければならないかという事だ。
聞く人にどう話したら心が理解して貰えるかという事のむずかしさ、
それにつけても思われる事は先生が、
この私に真実の法をどうしたら判ってくれるかと
御苦労して下さる事が今ようやくわかった。
先生の一言一言には命がかっている、
浄土真宗の法話はおろそかに聞いてはならない。
ボヤボヤ聞いてはいられない。
なまける心にムチ打ち、
命をかける思いで聞法に邁進しなければならないと
報恩講に際して決意を新たにした。