親鸞学徒の皆様、新年おめでとうございます。
挨拶は挨拶といたしまして、何が本当におめでたいのでしょうか。
去るものは年月ばかりとるものは年だけでは、おめでたいどころか悲しむべきことであります。「門松や
冥土の旅の一里塚めでたくもあり、めでたくもなし」
の
一休の歌にもあるとおり、めでたいとは信心決定した人のみに言えることです。
死はまぎれもなく刻々と近ずいております。
私はこの名句を座右の銘として鞭うっております。
さて昨年の親鸞学徒の活躍には目をみはるものがありました。
日夜の顕正の
努力によって、青年部が一千余名に達したことはまことに喜ばしく、有難いことだと思っております。
本年の目標1500を一日も早く達成することを祈ると共に側面よりは出来る限りの協力を惜しまないつもりであります。
親鸞学徒の皆様、若い人達でさえこれだけハリキッているのに我々が手をこまねいていてよいものでしょうか。
老少不定とはいいながら、統計は正直であります。
何はともあれひたすら
信心決定をめざして頑張らなければなりません。
その為にも
聴聞、
勤行、破邪顕正をかかしてはなりません。
今年は家族ぐるみの聴聞、顕正の年としたいものです。
今年こそは“今こそは、今年こそは”で終わらない様に!!