親愛なる親鸞学徒のみなさん。
昨年を振り返りますと親鸞会にとって波瀾万丈の年でした。

如来聖人の御意に順い、正月早々、
日蓮宗の小冊子は
ついに外道との対決を引き起こし、
これを粉砕しました。

すると同時に全国の親鸞学徒の大同団結が実を結び、
親鸞会の機関紙を発刊し、
親鸞会大飛躍の基礎が確立されました。

まことに転悪成善の御教え通り
親鸞会に加られる危害はその都度大発展の勝縁となることは
今日までの親鸞会の歴史であったことは
皆さん御承知の通りです。

これは宇宙最高の宗教を信奉し
常に真実に向って猛進する者に対する如来聖人さまの
絶体不可思議の御加獲の賜です。

　かかる如来聖人の御加護を頂く親鸞学徒は
ここに勇躍して新年を迎えたのであります。

しかしいかに年が変り時は流れましょうとも
親鸞学徒のめざす生きる目的は少しも変わりません。
それはただ真実の幸福を知り、
真実の幸福を求め真実の幸福を獲得し、
その真実を有縁の人々に伝えてゆくという
真実一路を爆進することの外にはありません。

その為には猛火も辞せない破邪顕正の実践が絶対必要なのです。
自分さえ幸せになればよいのだという
我利我利亡者の根性を破って
自利利他の真の仏法に生きねばなりません。

真実を獲得した者は言うに及ばず
真実を求めている者も真実を知らせて頂いた者は、
いまだ真実の何かをも知らないで外道邪教に狂っている人々を見捨ず、
おそれず、その邪を破って納得のゆくように
救い導いてあげねばなりません。

破邪顕正こそ仏弟子の最大の任務であり
親鸞学徒の無上の使命であります。
本師本仏の阿弥陀仏の本願を一心一向に信奉し、
輝かしき新年を創造しようではありませんか。