会者定離ありとはかねて聞きしかどとの
親鸞聖人の御歌のごとく、
親鸞会の
浄土真宗の法話は幾多の聴聞者が訪れられました。
また
親鸞会へ遠く大和、滋賀、会津などから
泊まりがけで
聴聞に来られ、
またの御縁を約束しながら去って行かれることもあります。
その親鸞学徒の皆様を迎えて送るのが
親鸞会の御つとめの一つかとも思われます。
が、ここに
「また来ます。それにしても今日も
親鸞会の講師と泣き別れをして来ました…」
といいながらさめざめと泣かれる姿を見ては、
浄土真宗親鸞会の使命の重大さを腹底からえぐられる思いがします。
一日も早く寸時も早く、嬉しい別れやなあ、有難いなあ
千里はなれようと思いは一つ
と同じ弥陀の光に喜びながら、
玄関でさようならと送られるよう願っています。