年に二回の
親鸞会恒例の大行事
報恩謝徳の行事の一つ、報恩講は
参詣者一同に血涙をしぼらせ、生々しい弥陀のひとり働きを
この五体に見せつけられます。
暑い夜は更けてここに親鸞学徒は、
来年の飛躍を着々計画しています。
年ごとに咲くや吉野の山桜とか新たに咲く、
来るべき年の法界の豪華爛漫は何人がこれを測られようか。
「ああ冬になればまた年賀状を書かねばならぬ。私は何と書こうかしら」
と嘆く人よ
「世に真実あり」
とも知らぬ人ばかり多いのに
今ここに真実の世界のあることを知らされたことを喜ばれよ、
そして求めていることを喜ばれよ
その真実がこの逆謗の機に戴かれる日が近いのだ。
よしんば波風の荒くとも