親鸞会の講師のご熱心な御布教ぶりには全く頭が下るばかりでございます。
あるお寺での
浄土真宗の法話は現代に生きる私達の求めていくべき、
まことの道を多くの人々の心に深くきざみこまれたものとして
心から喜こばしく嬉しく存じておりましたのに、
教務所よりそのお寺へ圧力がかけられたと聞き実になげかわしく
悲しい事に存じます。
本願寺が莫大な金と人を集めて聖人七百回忌法要を勤めたのが、
つい先頃の事でありますけれどもそれはただ親鸞聖人よ、
あなたは偉かったとその偉大さをたたえただけなのでしょうか。
その行事をまことに意義あるものとする為の
親鸞聖人の教えを説かれる親鸞会の講師が
なぜ批難されねばならないのか。
私にはわかりません。
無知にして邪教
外道にとらえられて真実の
慈悲を知らずに過す人々が
増々増大しつつある現今、私達こそ親鸞聖人の説かれた、
まことの道を一人でも多くの人達が知って下さるようにと
心から念じつづけておりますのに、
その親鸞聖人の教えを説く親鸞会の講師を攻撃すると言う事は,
その人達の無信仰ぶりが明らかになるだけです。
その人達こそ生涯真実の幸福を知らずに過す人達であると思えば、
それはお気の毒以外の何ものでもありません。
全世界を知る事は易しいが己を知る事は困難であるとの通り、
我が身知らずの私達の真実の姿を明らかに照らす、
まことの法の道を説いて下さる講師の先生に心の底から感謝せずにはおれません。
何ものにも喜ぶことのできない幸福。
何ものにも左右される事のない幸福。
まことにお
慈悲の他力廻向なるかな。