かつて岐阜、滋賀、福井、石川、富山など各地の支部の親鸞学徒を集めて
恒例の報恩講は大々的に開催しました。
とり分け、檜作りの舞台装置を完備し、極上の劇幕、照明装置も上々に、
親鸞会の講師をはじめ参詣者一同喜び限りなし。
の一節、二河白道の喩による信疑白兵戦の御話血涙を呼び、
一念の信の御味わいは三千年の
ブッダの叫そのままに、
七百年の親鸞聖人の御説生々と聞かされ会場を感激、
号泣の坩禍と化しました。
次に呼びものの
親鸞会青年部熱演の劇舞踊など
約2時間は観客同行一同ただただ、寂として声もなく、
あふれ落ちる涙にたもとの袖をしぼり、
この一念の
信心、いかで聞かずにいられようと床板たたいて感極まります。
夜は楽しい座談会を開き、この素晴しい報恩講は
親鸞会をおいてどこにあろうかと
親鸞学徒みなみな又の
聴聞を期して散会したのです。