親鸞会がどんな団体か一人でも多くの人に知って頂くため、親鸞会の内部情報を公開していきます。客観的で公正な判断の材料にしてください。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本は世界一の教育国家といわれながら、恥しいことには我国には
迷信と邪教が公然と信じられ、多くの人々を不安と苦悩に突きおとしている。
さしあたって問題になっているのは来年はヒノエウマ(丙牛)の年だといわれる。
60年に一度回って来るこの年に生れた女子は夫を喰い殺すという
古い迷信が今なお広く信じられ、世の母親達に無用の不安を与え、
これからの懐妊をためらわせているという。
この外「妊娠中に火事を見るとアザのある子が生れる」とか
「そういう時に鏡を持っていれば魔よけになる」とか
「牛年の生れの二、三男や娘は家から出ない=ねまり牛」とか、
こよみの上の「大安」「とも引き」「仏滅」などの六曜を縁起かつぎして、
結婚式や葬式の日を定める者が如何に多いか、周知の通りである。
文明の利器といわれる自動車の運転台には
時々「それをさげておくと事故に会わんかね」と聞くと
「やっぱり、かかる時にはかかる、一種の気のものです」と答える。
一種の気のものというところに問題がある。
人間の底知れない不安からのがれようとごまかしの気休めをしているのである。
社寺のお守りを受けて歩くのも、日時、方角手相、人相、墓相などを問題にするのも、
みんな同じ心理からである。
文部省の迷信調査協議会の調査によると祈祷やおまじないを信じている者は
驚くべきパーセンテージを占めている。
無条件でするが2%、
病気によってするが14%、
医業と併用が31%で、
約半数の者が迷信祈祷をしているという結果が出ているのだから呆れる。
占いともなれば、少なくともこれ以上であることは
間違いない。
日本は仏教国なのだから、
仏教に説かれる因果の道理を知らねばならない。